海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

若年でのT2D診断は合併症高リスクと関連する:メタアナリシス
Impact of age at type 2 diabetes mellitus diagnosis on mortality and vascular complications: systematic review and meta-analyses [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Diabetologia
年月:December 2020
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
若年で2型糖尿病(T2D)と診断される患者が増えているが、診断年齢と合併症は関連するか。オーストラリアMonash UniversityのZoungasらは、26観察研究(n=1,325,493、30ヶ国)を対象としてこの問題を検討するシステマティックレビュー・メタ解析を行なった。
【結論】
T2D診断年齢と全原因死亡・大血管疾患・微小血管疾患は逆相関を示した。現在年齢調整後、診断年齢の1年増加は、全原因死亡リスクの4%、大血管疾患リスクの3%、 微小血管疾患リスクの5%の低下とそれぞれ関連した。冠性心疾患・脳血管疾患・末梢動脈疾患・網膜症・腎障害・神経障害においても同様の関連がみられた。
【評価】
示唆されていたが多少の不一致もあった関連を、最大のメタアナリシスで確定した。若年T2D患者は治療遵守しない傾向があり、治療には工夫がいる(https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa1109333)。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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