海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

「Sotagliflozinは心不全治療薬」仮説を生成:SOLOIST-WHF
Sotagliflozin in Patients with Diabetes and Recent Worsening Heart Failure [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:November 2020
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
SGLT1/2阻害薬sotagliflozinは、現在EMAがT2D薬として承認している。Brigham and Women’s HospitalのBhattら(SOLOIST-WHF)は、急性(非代償性)心不全入院中T2D患者1,222名を対象として、その心血管有効性・安全性を検証するRCTを行った(対照:プラセボ)。一次エンドポイントは、心血管疾患因死亡・入院・救急イベント発生である。
【結論】
試験はスポンサーの資金不足で早期終結した。Sotagliflozinの一次エンドポイント効果を認めた(HR:0.67)。Sotagliflozin群では下痢・低血糖の発生が多く、低血圧・AKI発生率に群間差はなかった。
【評価】
同薬はT2Dと腎疾患を有する患者への有効性を検証するSCOREDも行っており、類似の有効性結果を出している(https://diabetes.medicinematters.com/sotagliflozin/sglt2-inhibitors/sotagliflozin-scored-cv-risk-reduction-type-2-diabetes-ckd/18589098)。SGLT1/2阻害薬は新しい心不全治療薬である、という仮説を生成した。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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