海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

コーヒー・緑茶摂取のT2D患者死亡リスク低減効果を報告
Additive effects of green tea and coffee on all-cause mortality in patients with type 2 diabetes mellitus: the Fukuoka Diabetes Registry [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:BMJ Open Diabetes Research & Care
年月:October 2020
巻:8
開始ページ:e001252
【背景】
緑茶やコーヒーを飲むことは2型糖尿病(T2D)患者の死亡リスクに影響するか。日本Kyushu University(九州大学)のIwaseらは、同患者4,923名を対象として行った前向コホート研究結果を報告している。
【結論】
追跡期間中央値5.3年で、緑茶・コーヒーまたは両摂取の増加は全原因死亡リスク低下と関連した。HRは、緑茶無摂取1.0に対し、1日1杯以下0.85、1日2〜3杯0.73、1日4杯以上0.60。コーヒー無摂取1.0に対し、1日1杯以下0.88、1日1杯0.81、1日2杯以上0.59。両方無摂取1.0に対し、1日緑茶2〜3杯+コーヒー2杯以上0.49、1日緑茶4杯以上+コーヒー1杯0.42、1日緑茶4杯以上+コーヒー2杯以上0.37。
【評価】
コーヒーによるT2D防止効果に関しては古典的研究があるが(https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S014067360211436X)、緑茶との掛け合わせでT2D患者の死亡リスクへの効果を示したのは初めてである。日本以外の国では同等の結果は得られないかもしれない、と著者らは述べている。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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