海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

ビタミンDサプリの小児喘息抑制効果を否定
Effect of Vitamin D3 Supplementation on Severe Asthma Exacerbations in Children With Asthma and Low Vitamin D Levels: The VDKA Randomized Clinical Trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Journal of the American Medical Association
年月:August 2020
巻:324
開始ページ:752
【背景】
血中ビタミンDレベルの低い喘息小児にはビタミンD3サプリメンテーションが有益であるという説があり、一部実行されている。University of PittsburghのFornoら(VDKA)は、低25ヒドロキシビタミンD値を有し、低用量ステロイド吸入薬を使用している6〜16歳のハイリスク持続型喘息小児患者192名を対象として、この仮説を検証するRCTを行った(期間:48週、対照:プラセボ)。一次アウトカムは重度喘息憎悪発生までの期間である。
【結論】
ビタミン D3介入に一次アウトカム効果を認めなかった。
【評価】
成人でも採られている手法で、2016 Cochraneレビューは、「一応有効とみられるが未確定」としている(https://www.cochranelibrary.com/cdsr/doi/10.1002/14651858.CD011511.pub2/full/ja)。米の有力多施設の共同試験が、尊重されるべき否定的エビデンスを提示した。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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