海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

シナモンの血糖降下効果は未だ「大規模RCTが必要」
Influence of cinnamon on glycemic control in subjects with prediabetes: a randomized controlled trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Journal of the Endocrine Society
年月:July 2020
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
「香辛料の王様」シナモン(桂皮)には血糖上昇抑制作用があるとも言われてきた。Joslin Diabetes CenterのRomeoらは、プレDM患者54名を対象としてこれを検証するRCT(対照:プラセボ)。シナモン用量は1.5 g、一次アウトカムはベースライン12週後での空腹時血糖値(FPG)の群間差である。
【結論】
シナモンの一次アウトカム効果を認めた(群間絶対差:5 mg/dL)。有害事象に群間差はなかった。
【評価】
すでにcochraneレビューが2012年に「エビデンス不足、大規模試験が必要」としていた(https://www.cochrane.org/CD007170/ENDOC_cinnamon-for-diabetes-mellitus)。このポジティブ結果論文の結論も「大規模RCTを」である。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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