海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

CVHスコアを高く保って健康に長生き
Association of the Duration of Ideal Cardiovascular Health Through Adulthood With Cardiometabolic Outcomes and Mortality in the Framingham Offspring Study [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:JAMA Cardiology
年月:March 2020
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
AHAの心血管健康(CVH)スコアは心血管疾患や死亡リスクと関係するが、時間的変化との関係は。Boston UniversityのCorlinらは、 Framingham Heart Study Offspring研究参加者1,445名を対象とする前向研究を行った(追跡期間中央値16年、スコア算出7回)。主要アウトカム・指標は、7回目の計算時点でのイベント発生数、各アウトカム(高血圧・糖尿病・慢性腎臓病・心血管疾患・全死因死亡)のリスクである。
【結論】
最終CVHスコアは、poorが39%、intermediateが54%であった。5年間(7回目まで)でCVHがintermediateまたはidealであった参加者は、poorの参加者より有害アウトカムのハザード比が低かった(高血圧0.67、糖尿病0.73、慢性腎臓病0.75、心血管疾患0.73、全死因死亡0.86)。年齢・性別の影響はなかった。
【評価】
中年以後はCVHスコアを少なくとも5年以上高く保つ必要がある、という明快な結論である。JAMA Cardiologyは、「CVHは子供時代から落ち始めるから注意すべき」という米・フィンランド共同研究結果を併載している(https://jamanetwork.com/journals/jamacardiology/article-abstract/2762494)。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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