海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

欧米型高脂質食と皮膚炎とを結びつけるIL-23経路
Short-Term Exposure to a Western Diet Induces Psoriasiform Dermatitis by Promoting Accumulation of IL-17A-Producing γδ T Cells [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Journal of Investigative Dermatology
年月:February 2020
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
欧米型食(WD)とそれに伴う肥満とが乾癬等慢性炎症型皮膚炎の発症・増悪リスクとなることは主流見解となっているが、リスク因子はWDに還元されるのではないか。University of CaliforniaのShiらは、この仮説を検証するマウスレベル実験を行った。
【結論】
WD摂取マウスでは、有意な体重増加以前にTh1/Th17を介する皮膚炎症が発現した。早ければ4週のWD曝露で軽度の皮膚炎が発症し、IL-17A産生γδ T細胞の皮膚蓄積が証明された。WDマウスのγδ T細胞では、IL-17A産生を促進するIL-23シグナルの受容体が高度発現していた。
【評価】
著者らはコレスチラミンがマウス皮膚炎症を軽減するともしており、高脂質食と皮膚炎との間の介在系がIL-23経路であることが示唆される。
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