海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

1型糖尿病発症の環境リスクを明示
Childhood type 1 diabetes: an environment-wide association study across England [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Diabetologia
年月:January 2020
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
1型糖尿病(T1D)は遺伝子因子に環境因子が重積して発症する。イギリスImperial College LondonのHodgsonらは、環境ワイド関連解析(EnWAS)手法により環境因子の同定を試みた。2000年4月〜2011年3月に、0〜9歳の13,948名のT1D患者の環境状況を地域レベルで解析した。パラメーターは、人口学因子・気象因子・地理因子・大気(汚染)因子である。
【結論】
53の人口学的・環境的リスクファクター中15がT1Dと関連した。大気汚染因子(PM・NO・CO)、土壌中の鉛・ラドン、夜間照明・混雑・人口密度・民族性等である。疾患マッピングでT1Dリスクに空間異質性があり、生活環境の貧しさ(Index of Multiple Deprivation)がT1Dリスクと関連した(RR:0.995)。
【評価】
断片的に報告されてきたT1Dの疫学を新たな手法で統一し、T1Dは環境病、という新しい視点を提示した。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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