海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

いいのか悪いのか、乳製品
Associations of dairy intake with risk of mortality in women and men: three prospective cohort studies [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:British Medical Journal
年月:November 2019
巻:367
開始ページ:l6204
【背景】
乳製品は飽和脂肪酸・コレステロールを含んでおり、健康影響に関する調査が多数行われてきた。Harvard School of Public HealthのDingらは、NHS・HPFS研究に参加し、ベースラインで心血管疾患・癌のなかった168,153名の女性と49,602名の男性に関する29〜32年の追跡データを解析した。主要アウトカムは死亡である。
【結論】
全乳製品摂取量最低カテゴリ参加者に対する最高カテゴリ参加者の死亡リスク増(HR:1.07)を認めた(p for trend <0.001)。この関連は主に全乳摂取を要因としていた。また、食品代替解析では、乳製品のナッツ・マメ科植物・全粒粉による代替が死亡リスク低減と関連する一方、赤身肉・加工肉による代替は死亡リスク増と関連していた。
【評価】
この問題に関しては、「基本的には関連がない」と宣言している団体もあるが(https://www.dairynutrition.ca/scientific-evidence/cardiovascular-disease/no-association-between-milk-products-and-mortality)、Harvard疫学の高信頼度結果は、「多く取るほど長生きするということはなく、少し悪そうだが、赤身肉・加工肉ほどではない」というものとなった。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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