海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

イギリス近未来における糖尿病有病率増の死亡・認知症・機能障害負荷へのインパクト
Potential impact of diabetes prevention on mortality and future burden of dementia and disability: a modelling study [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Diabetologia
年月:November 2019
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
糖尿病は認知症の発症リスクを高める。イギリスUniversity of LiverpoolのBandoszらは、近未来に予測される糖尿病有病率増の死亡・認知症・機能障害負荷(burden)へのインパクトを検討した。同国の国家統計データを用い、2060年までに糖尿病有病率が26%増えると仮定した最尤シナリオをベースとしてインパクトを予測し、49%・20%・7%増のシナリオと比較した。
【結論】
2060年までに糖尿病有病率が49%増えたとすると、死亡者は255,000人、認知症患者は85,900人、機能障害者は104,900人ベースラインシナリオより増える。他方、同年までの糖尿病患者増が7%にとどまった場合には、ベースラインシナリオと比べ、死亡者は222,200人、認知症患者は77,000人、機能障害者は93,300人減る。
【評価】
当然予測される関連だが、このような国家規模での定量予測は初めてである。財政負荷の予測にも有用である。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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