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カテゴリー: | 生活習慣病 |
ジャーナル名: | The Journal of the American Medical Association |
年月: | November 2019 |
巻: | Online first |
開始ページ: | Online first |
【背景】
米国で2019年の中高生の電子タバコ使用データが公開された。US Food and Drug AdministrationのCullenらは、2019年全国青少年たばこ調査(National Youth Tobacco Survey)の中高生19,018名の代表サンプルを横断分析し、電子タバコおよびベイピング製品使用の頻度・ブランド・フレーバーなどを推定した。
【結論】
高校生で27.5%、中学生で10.5%が過去1か月以内に電子タバコを使用したと回答した。使用ブランドは60%がJuulで、フレーバーが好まれており、ミント/メントールが人気であった。
【評価】
18歳未満のユーザーへの販売を禁止する連邦法にもかかわらず、昨年の約360万人と比較して使用者は530万人と激増している。大問題になっている
「vaping e-cig」による肺損傷だが、その同義語として「Juuling」という用語があるほどJuulに人気がある。Juulは批判を受けて、一部フレーバーの販売を一時停止している。ヴェイピングe-cigは連邦レベルで完全禁止される、という報道もある(https://pressfrom.info/us/lifestyle/health-fitness/-348844-federal-ban-on-flavored-vape-products-expected-soon.html)。