海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

肥満者は減量と運動を同時に始めなければいけないか
The Impact of Timing of Exercise Initiation on Weight Loss: An 18-Month Randomized Clinical Trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Obesity
年月:September 2019
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
食事と運動による減量介入において、通常は2介入が同時に開始されるが、食事介入を先行させた方がよい、という意見もある。University of ColoradoのCatenacciらは、過体重/肥満成人170名を対象としてこれを検証するRCT(18ヶ月間)を行った。患者を低カロリー食開始6ヶ月後に運動開始する介入群と、低カロリー食と運動を同時開始する対照群にランダムに割り付けた。 一次アウトカムは体重・体組成の変化である。
【結論】
6ヵ月で対照群は介入群と比較して体重が大幅に減少したが(−8.7 kg)、18ヶ月では一次アウトカムに群間差はなかった。
【評価】
同時に厳しい課題にチャレンジするより時間差をつけた方がアドヒアランスがよいのでは、という仮説に基づく検証だったが、長期的には大差はなかった。「同時に始めなくても同じ効果がある」というポジティブメッセージのようである。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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