海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

肉食は虚血性心疾患の、菜食は脳卒中のリスクを増す
Risks of ischaemic heart disease and stroke in meat eaters, fish eaters, and vegetarians over 18 years of follow-up: results from the prospective EPIC-Oxford study [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:British Medical Journal
年月:September 2019
巻:366
開始ページ:l4897
【背景】
虚血性心疾患・脳卒中発生リスクと肉食・菜食の関係は。英University of OxfordのTongらは、同国コホート(EPIC-Oxford study)より虚血性心疾患・脳卒中・狭心症歴のない48,188名を対象として、これを検討する長期観察研究を行った。ベースライン(1993〜2001年)また2010年(n=28,364)での食習慣調査に基づき、対象者を肉食(魚野菜も食べる n=24,428)・魚食(肉は食べない n=7,506)・菜食(n=16,254)の3グループに分けた。一次アウトカムは、2016年までの虚血性心疾患・脳卒中の発生である。
【結論】
社会地理的・生活習慣等交絡因子の調整後、肉食と比較して魚食・菜食グループは虚血性心疾患の発生リスクが各13%・22%低かった。逆に菜食は肉食と比べ、脳卒中発生リスクが20%高かった。
【評価】
このテーマに関する最大の長期研究である。「魚食が一番」という仮説を生成した重要で面白い結果で、著者らは「他集団での追試を」と呼び掛けている。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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