海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

ダパグリフロジンは心不全の「新薬」
Dapagliflozin in Patients with Heart Failure and Reduced Ejection Fraction [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:September 2019
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
SGLT-2阻害薬には、グルコース非依存性機序による心不全治療効果が示唆されている。英University of GlasgowのMcMurrayら(DAPA-HF)は、ダパグリフロジンでこの仮説を検証する第3相RCTを行った(対照:placebo、n=4,744)。患者はNYHA II〜IV、HFrEF(<EF40%)で、DMの有無を問わなかった。一次アウトカムは、心不全悪化(入院または治療を要する心不全による来院)・心血管因死亡である。
【結論】
中央値18.2ヶ月後におけるダパグリフロジンの一次アウトカム効果を認めた(HR:0.74)。DMの有無で結果は変わらなかった。循環血液量減少・腎機能低下・低血糖等有害事象に群間差はなかった。
【評価】
血糖降下薬の心血管有益性を確認する多数の試験から自生してきた興味深い仮説が、ついにP3確認された。クラス効果の追試と作用機序の探索が課題となった。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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