海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

日本ではラーメン店が多い地域ほど脳卒中死亡が多い:自治医大研究
Ramen restaurant prevalence is associated with stroke mortality in Japan: an ecological study [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Nutrition Journal
年月:September 2019
巻:18
開始ページ:53
【背景】
ラーメン店の地域密度と脳卒中因死亡の間に関係がある、というユニークな研究が発表された。日本Jichi Medical University School of Medicine(自治医科大学)のMatsuzonoらによるもので、NTTデータベース登録の各都道府県別ラーメン店・ファストフード店・フレンチ/イタリアンレストラン・うどん/蕎麦屋の店舗数と2017年の国民保険データによる年齢・性別調整後脳卒中原因死亡・急性心筋梗塞因死亡発生の関連を検討した。
【結論】
多様な食店舗中、ラーメン店の地域数(prevalence)のみが男女とも地域脳卒中因死亡数と有意に正に関連した(r>0.5)。ラーメン店舗の地域数と心筋梗塞因死亡数との間には関連がなかった。
【評価】
店舗数は地域住民の嗜好を反映しており、このような関連はありえる。また、ファストフード店密度と心血管因死リスクが関連する、とした中英共同研究もある(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29802148)。著者らは、「麺ならそばの方がよいのでは」と示唆している。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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