海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

こどもの18歳時肥満予測のカットオフ値の改定を提唱
Predicting overweight and obesity in young adulthood from childhood body-mass index: comparison of cutoffs derived from longitudinal and cross-sectional data [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The Lancet Child & Adolescent Health
年月:August 2019
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
非成人の過体重・肥満のBMIカットオフ値としてIOTFのものがあるが、その基礎となったのは横断データである。フィンランドUniversity of TurkuのKartiosuoらは、International Childhood Cardiovascular Cohort (i3C) Consortiumの長期(6〜17歳)フォローアップデータを用いて、18歳時点のBMIを予測しうる小児期の過体重・肥満のカットオフ値を探索した(n=3,779)。
【結論】
i3C Consortiumデータから各年齢毎のカットオフ値を設定した。 すべての年齢層でIOTFよりも低かった。独立集団に対する検証では、過体重のAUROC値はi3Cで0.75、IOTFで0.69であった。肥満に関しては、各0.84・0.57であった。
【評価】
非成人の肥満に関しては生育軌跡が重視されるようになってきており(https://cardiab.biomedcentral.com/articles/10.1186/s12933-019-0813-5)、BMIのカットオフ値設定の基礎も長期フォローアップデータが優れるとみられる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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