海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

非成人T2D患者にリラグルチド
Liraglutide in Children and Adolescents with Type 2 Diabetes [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:August 2019
巻:381
開始ページ:637
【背景】
非成人の2型糖尿病(T2D)患者に対する非インスリン薬は現在メトホルミンしかないが、不応化する例が多い。Yale UniversityのTamborlaneら(ELLIPSE)は、同薬へのリラグルチド追加(インスリン使用は不問)の効果・安全性を検証する第3相試験を行った(対照:placebo、n=135)。患者はBMI >85パーセンタイルでHbA1cが7.0〜11.0%(食事+運動のみ)または6.5〜11.0%(メトホルミン使用)であった。一次エンドポイントは、26週以降でのベースラインからのHbA1c変化である。
【結論】
リラグルチドの一次エンドポイント効果を認めた(絶対差:−1.06%)。この差は、52週時点でにさらに増加した(−1.30%)。FBS低下も認めた。有害事象・消化器系有害事象の発生率はリラグルチド群が高かった。
【評価】
非成人T2D患者に対する久々のP3到達薬で、迅速に承認されるとみられる。汎用される可能性もあるが、BMI効果はなかったと報告されており、成人への効果とは違う可能性もある。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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