海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

肥満でなくともカロリー減を
2 years of calorie restriction and cardiometabolic risk (CALERIE): exploratory outcomes of a multicentre, phase 2, randomised controlled trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The Lancet Diabetes & Endocrinology
年月:July 2019
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
心血管・代謝性疾患の改善のためには、減量というより「カロリー制限」という考え方の方が有効ではないか。Duke UniversityのKrausら(CALERIE)は、この仮説を検討するRCTを行った。参加者(若年・中年の健康・非肥満男女)を、25%のカロリー制限食または自由摂取食にランダムに割り付け、2年間の介入に対する多様な心血管代謝リスク因子の反応を評価した(n=218)。
【結論】
介入群は平均7.5 kg減量され(対照群は0.1 kg増)、これは体脂肪減によるものであった。介入群でのみベースライン2年後に全心血管代謝リスク指標の持続的有意な改善がみられた。LDL-C・HDL-C・収縮期‐拡張期血圧の改善は高度に有意であった。また、CRP・インスリン感受性インデックス・MetSスコアも有意に改善した。
【評価】
ともかくカロリーを絞ることでマカクの加齢が遅れ寿命が延びた、という有名な実験(https://science.sciencemag.org/content/325/5937/201.long)から広がっているアイディアで、人間での実行を支持するデータを出した。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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