海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

唐辛子を食べすぎると認知機能が低下?
High Chili Intake and Cognitive Function among 4582 Adults: An Open Cohort Study over 15 Years [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Nutrients
年月:May 2019
巻:11
開始ページ:E1183
【背景】
唐辛子摂取量と認知機能の関連は。カタールQatar UniversityのShiらは、1991〜2006年に中国健康栄養調査に参加した4,852名の成人(平均63.4歳)を対象とする長期研究を行った。参加者の食物摂取量を記録し、認知機能スクリーニング検査を実施した。
【結論】
50g/1日未満の唐辛子摂取と比較して、50g/1日超で認知機能が低下した。50g/1日超の唐辛子摂取で、記憶力低下や認識機能低下のリスクがほぼ倍になり、低BMIで相関はより強まった。
【評価】
主成分カプサイシンはすでに薬効がかなり認められる段階にあるが(https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1063458418314274)、唐辛子の食用長期摂取と認知能の関連をみた研究は初めてである。唐辛子高摂取者は低収入・低BMIで身体活動(Met)レベルが高かったといい、交絡の問題もある。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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