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カテゴリー: | 生活習慣病 |
ジャーナル名: | The New England Journal of Medicine |
年月: | June 2019 |
巻: | Online first |
開始ページ: | Online first |
【背景】
血中ビタミンD(VD)値低値が2型糖尿病(T2D)リスクと関連するというデータがある。Tufts Medical CenterのPittasら(D2d)は、T2D高リスク者を対象として、VD補給(4000 IU/日)のT2D発症予防効果を検証するRCTを行った(対照:placebo、n=2,423)。一次アウトカムはT2D新規発症である。
【結論】
追跡期間中央値2.5年で、一次アウトカムに群間有意差はなかった。25ヒドロキシビタミンDレベルは補給群で上昇した。
【評価】
2018日本の96名を対象とするRCTでは、1年間のVD補完でFBSが下がりインスリン抵抗性が軽減した、としている(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27865354)。