海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

ロタウイルスワクチン接種で小児1型糖尿病罹患リスクが低減
Lower Incidence Rate of Type 1 Diabetes after Receipt of the Rotavirus Vaccine in the United States, 2001-2017 [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Scientific Reports
年月:June 2019
巻:9
開始ページ:7727
【背景】
ロタウィルスワクチン接種が小児1型糖尿病(T1D)罹患を予防する可能性がある、という示唆がある。University of MichiganのRogersらは、大規模医療保険データを用いて、2001〜2017年の1,474,535名の幼児に関するコホート研究を行った。
【結論】
ロタウイルスワクチン接種は、幼児のT1D罹患リスクを33%低減した。5種混合ワクチン接種完了は同リスクの37%低減と関連した。2006〜2017年において、米国0〜4歳児のT1D発症率は年間3.4%低減しており、これは2006年のワクチン接種開始と一致している。
【評価】
オーストラリアで温められてきた仮説で(https://diabetes.diabetesjournals.org/content/49/8/1319.short)、年初にはMelbourneグループがJAMAにこの論文と同等な結果を発表している(https://jamanetwork.com/journals/jamapediatrics/article-abstract/2721243)。疫学的証拠はかなり堅固で、更なる基礎的・臨床的展開が期待できる。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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