海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

小児期過体重・肥満との関連はLGAの方が母体DMより強い
Association between maternal diabetes, being large for gestational age and breast-feeding on being overweight or obese in childhood [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Diabetologia
年月:February 2019
巻:62
開始ページ:249
【背景】
小児の過体重・肥満は、どのように妊娠糖尿病(GDM)・在胎不当過大(LGA)・母乳栄養と関連しているのか。カナダUniversity of AlbertaのKaulは、同国81,226名の児童の予防接種時データと在胎時・出生後の母児の入院・外来・出生登録データとを関連づける9年間追跡研究を行った。
【結論】
児童期における過体重・肥満のリスクはGDMよりもLGAの方が高く(attributable risk per cent:16.0% vs. 39.4%)、それらが合併した時に最大となった(50.1%)。他方、大多数の児童で母乳栄養は過体重・肥満低リスクと関連していたが、この関連はGDM母のLGA児では無効となった。
【評価】
関心の高い問題で様々な角度からレビューされているが(https://www.karger.com/Article/FullText/371628)、このカナダの大規模追跡研究は、母体のDMより児自身のLGAの方が直接的に小児期肥満と強く関連する、という分かりやすい結果を出した。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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