海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

乳幼児への抗菌薬・制酸薬使用は肥満リスクを増す
Antibiotic and acid-suppression medications during early childhood are associated with obesity [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Gut
年月:October 2018
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
腸内微生物叢と肥満の関連が明らかとなっている一方、制酸薬・抗菌薬が腸内微生物叢に基本的な影響を与えることも確実である。William Beaumont Army Medical CenterのStarkらは、US Military Health Systemにおける333,353名の乳幼児の医療記録に基づき、生後2年間の抗菌薬・H2RA・PPI使用と後年の肥満の関連を検討した。
【結論】
生後2年以内の抗菌薬の服用は肥満と関係していた(HR:1.26)。これは抗菌薬の種類には無関係で、抗菌薬併用により関連は強まった。H2RA・PPIに関しても肥満との関連があり、30日間以上の服用で関連は強まった。抗菌薬・H2RA・PPIの併用で肥満リスクは高まった。
【評価】
この問題について最大とみられる調査であり、メディアにも広く取り上げられている。重要な観察研究で、多くの因果仮説を生成しうる。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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