海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

夜間のみ閉ループ制御のT1D管理有効性を確認
Overnight Closed-Loop Control Improves Glycemic Control in a Multicenter Study of Adults With Type 1 Diabetes [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The Journal of Clinical Endocrinology & Metabolism
年月:October 2017
巻:102
開始ページ:3674
【背景】
1型糖尿病(T1D)患者の血糖コントロールへの閉ループ制御(CLC)の効果のデータが集積されてきている。University of VirginiaのBrownらは、インスリンポンプ療法の必要なT1D患者44名を対象として、夜間のみCLCの有用性を検証するRCTを行った(対照:センサー付きインスリンポンプ療法[SAP])。一次アウトカムは、目標血糖範囲内(70〜180 mg/dL)保持時間(%)である。
【結論】
CLCの一次アウトカム有効性を確認した(コントロール率は、24時間:78.3% vs 71.4%、夜間:85.7% vs 67.6%)。低血糖持続時間でも、CLCはSAPより優れていた。10名のT1D患者が参加した自宅でのサブスタディでも同様の効果が認められた。
【評価】
CLCはすでにスタンダード化されつつある。クリーブランドクリニックは、2016年にFDAが承認したハイブリッド閉ループインスリン送達システムを、今年の医学イノベーション第1位としている(https://consultqd.clevelandclinic.org/2017/11/no-1-medical-innovation-for-2018-hybrid-closed-loop-insulin-delivery-system-video/)。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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