海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

T2D患者のアルツハイマー化を網膜で診る
Retinal Microperimetry: A New Tool for Identifying Patients With Type 2 Diabetes at Risk for Developing Alzheimer Diseas [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Diabetes
年月:December 2017
巻:66
開始ページ:3098
【背景】
2型糖尿病(T2D)患者のアルツハイマー型認知症(AD)リスクは、網膜感度検査で予測できる可能性がある。スペインUniversitat Autonoma de BarcelonaのCiudinらは、T2DのAD障害保有者(AD)・非AD軽度認知障害者(MCI)・無障害者(C)の間で、retinal microperimetry(RM)所見と脳画像診断所見とを対比するコホート内ケースコントロール研究を行った(各群n=35)。
【結論】
MRI・FDG-PETにおける神経変性所見はRMによる網膜感度低下と有意に関連しており、さらにRMによる網膜感度は認知機能と相関していた(C > MCI > AD、p<0.0001)。
【評価】
ADが網膜に現れる、という有力な示唆があるが(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22733082)、この関連をAD高リスク集団であるT2D患者で初めて報告した。RMは、両疾患の非侵襲的評価の有用なツールになりえる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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