海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

甘味感受性が下がると肥満リスクが増す?
Participants with pharmacologically impaired taste function seek out more intense, higher calorie stimuli [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Appetite
年月:October 2017
巻:117
開始ページ:74
【背景】
味覚の鈍化は肥満リスクを増すのではないか。Cornell UniversityのDandoらは、健常対象者51名をホウライアオカズラ(Gymnema sylvestre: GS)をお茶に混ぜて一時的、また段階的に甘味を低下させた介入群とコントロール(普通の飲茶)群に割り付け、味覚不全がより強い甘味、また高カロリー食に反応するかを検討するRCTを行った。
【結論】
GS群は甘味感覚が低下し、甘味への嗜好も低下したが、高ショ糖食への欲求は増加した。回帰モデルにより、甘味反応の1%低下はショ糖最嗜好濃度の0.40 g/L増加と関連した。
【評価】
直感的に首肯できる結論をRCTによって初めて確認し、またGSの抗DM用ハーブとしての利用に警鐘をならした。著者らは、甘味の感受報酬が減ると代償のため要求糖分量が増加する、と推測している。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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