海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

自転車通勤はCVD・癌・死亡リスクを低減する
Association between active commuting and incident cardiovascular disease, cancer, and mortality: prospective cohort study [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:British Medical Journal
年月:April 2017
巻:357
開始ページ:j1456
【背景】
身体活動量の多い通勤方法で心血管疾患(CVD)・癌・全原因死亡を減らせるか。英University of GlasgowのGillらは、263,450名を対象として、職場への通勤方法とCVD・癌・死亡発生の関連を検討する前向コホート研究を行った。
【結論】
自転車通勤および自転車を含む複合通勤方法は、全原因死亡(自転車 HR:0.59・自転車を含む複合 HR:0.76)・癌罹患(0.55・0.64)・癌原因死亡(0.60・0.68)のリスク低下と関連し、自転車・徒歩はCVD発症(自転車 HR:0.54・徒歩 HR:0.73)・CVD原因死亡(0.48・ 0.64)のリスク低下と関連した。徒歩通勤と全原因死亡・癌アウトカムには有意な関連はなく、徒歩を含む複合通勤方法はどのアウトカムとも特に関連しなかった。
【評価】
レジャー身体活動の健康効果のエビデンスは強いが、通勤身体活動に関する結果には不一致があった。この研究は現在まで最大規模のもので、効果を確認した。アクティブな通勤方法は、全体的な活動性や心肺フィットネスの高さとも関連している、とみられる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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