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カテゴリー: | 生活習慣病 |
ジャーナル名: | JAMA Neurology |
年月: | June 2017 |
巻: | 74 |
開始ページ: | 695 |
【背景】
アメリカで若年者の脳卒中が増えている、という報告がなされた。CDC(National Center for Chronic Disease Prevention and Health Promotion)のGeorgeらによる、全米病院退院記録分析結果である(2003〜2004年:n=362,339,362、2011〜2012年:n=421,815)。
【結論】
急性虚血性脳卒中による入院率は男女ともに上昇しており、18〜44歳の男性では2倍になっている。また、同入院患者でのリスクファクター有病率が増えている。他方、脳内出血・くも膜下出血の入院率は変化していない。
【評価】
ショッキングな報告で、リスク因子の有病率拡大は重要な懸念要因だが、MRIの汎用というような検出上のアーチファクト要因の排除も必要である。