海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

大気汚染はどのようにT2Dを発症させるか
Longitudinal Associations Between Ambient Air Pollution with Insulin Sensitivity, β-Cell Function, and Adiposity in Los Angeles Latino Children [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Diabetes
年月:July 2017
巻:66
開始ページ:1789
【背景】
大気汚染がT2Dと関連する、というデータは実質的だが、さらなる確証と機構把握が必要である。University of Southern CaliforniaのAldereteらは、LAの肥満児314名を対象として、曝露度とインスリン感受性・β細胞機能等を平均3.4年間追跡した。
【結論】
高度のNO2・PM2.5曝露は、インスリン感受性の急速な低落・低値と関連し、BMI上昇とも関連した。高度NO2曝露はβ細胞機能障害と関連した。
【評価】
USCは大気汚染疫学研究のメッカだが、T2Dと大気汚染の疫学的関連の証拠は十分で、2012のレビューでは、ここでのインスリン抵抗性誘発、という機構のほかに内皮細胞障害・脂肪細胞炎症・ミトコンドリア障害等も可能機構として挙げている(http://diabetes.diabetesjournals.org/content/61/12/3037)。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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