海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

朝食を抜くと子供の認知パフォーマンスは落ちるのか
Breakfast consumption has no effect on neuropsychological functioning in children: a repeated-measures clinical trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The American Journal of Clinical Nutrition
年月:September 2016
巻:104
開始ページ:715
【背景】
朝食を抜くと子供の学校でのパフォーマンスが落ちるという説があるが、本当か。Baylor College of MedicineのNicklasらは、8-10歳の健康学齢児童128名を対象としたカウンターバランス反復デザイン試験により、一晩の絶食後の朝食/絶食が神経心理機能(注意力・衝動性・短期記憶・認知処理速度・言語学習)に及ぼす影響を比較検討した。
【結論】
どの神経心理機能的項目においても朝食摂取と絶食に有意差はなかった。
【評価】
重要な問題だが、現時点で確定的データはなく、肯定的メタアナリシス(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23964220)もあるが、否定的観察研究もある(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22218013)。後者は、より実験的な研究を呼びかけており、方法論的にはこの研究は洗練されている。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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