海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

運動・ダイエットは脳のAD様変性を防ぐ?
Modifiable Risk Factors and Brain Positron Emission Tomography Measures of Amyloid and Tau in Nondemented Adults with Memory Complaints [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The American Journal of Geriatric Psychiatry
年月:September 2016
巻:24
開始ページ:729
【背景】
運動やダイエットは脳のアルツハイマー(AD)関連病変を抑制する可能性がある。これは、University of CaliforniaのMerrillらが、平均年齢62歳の認知障害の無い記憶障害者(SMI)24名・軽度認知障害者(MCI)20名を対象として行った、FDDNP-PETスキャン検出による脳AD関連領域でのベータアミロイド斑・タウもつれ存在度と、運動・食習慣・BMIとの関連研究の結果である。
【結論】
MCI患者でのBMI高値は標準BMIと比較してFDDNP高結合と関連した(1.11 vs 1.08)。また、身体活動の多さはFDDNP結合低下と関連したが(1.07 vs 1.11)、SMI患者ではそうでなかった(1.07 vs 1.07)。また健康な食習慣は認知機能の状態に関わらずFDDNP結合低下と関連した(1.07 vs 1.09)。
【評価】
FDDNP-PETがADのイメージング研究に汎用されているが(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21971458)、運動やダイエットの効果を見た研究は初めてのようである。例数が少なく差異も劇的でなく、予備的結果とみなされる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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