海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

肥満はCABGアウトカムにどんな影響を与えるのか
Severe Obesity Is Associated With Increased Risk of Early Complications and Extended Length of Stay Following Coronary Artery Bypass Grafting Surgery [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Journal of the American Heart Association
年月:June 2016
巻:5
開始ページ:
【背景】
肥満は心血管手術アウトカムにどんな影響を与えるのか。カナダUniversity of AlbertaのForhanらは、APPROACHレジストリ登録CABG後患者7,560名のデータに基づき、BMIレベルと術後有害アウトカムの関連を検討した。
【結論】
手術死亡率に差はなかったが、BMI 35.0-39.9(aOR:1.35)≧40.0(1.56)は全合併症高リスクと関連した。サブグループ解析では、肥満は感染症の独立リスク要因だった(BMI≧40.0で3.29)。また、入院期間中央値も肥満者がやや長かった。
【評価】
術後死亡率に関しては過去に同様な報告があり(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19932237)、逆に「肥満のパラドックス」を示した報告もある(http://jaha.ahajournals.org/content/4/7/e002140)。合併症が増えることには異論はなさそうである。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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