海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

最新エビデンスは「T2DMにはメトホルミンが基本」
Diabetes Medications as Monotherapy or Metformin-Based Combination Therapy for Type 2 Diabetes: A Systematic Review and Meta-analysis [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:Annals of Internal Medicine
年月:June 2016
巻:164
開始ページ:740
【背景】
新世代DM治療薬が続々と登場しているが、ほんとうに従来薬より有効なのか?Johns Hopkins University のMaruthurらは、179RCT・25観察研究のシステマティックレビュー・メタ解析により、T2DM成人への単剤(チアゾリジンジオン・メトホルミン・SU薬・DPP-4阻害薬・SGLT-2阻害薬・GLP-1受容体作動薬)治療とメトホルミンベース治療の有効性・安全性を比較した。
【結論】
SU薬と比較してメトホルミンの心血管原因死亡率は30-40%低く、有効性(HbA1c値の低下・体重の減量)はDPP阻害薬(やや低い)以外の他薬単剤・メトホルミンベース併用で同等だった。低血糖はSU剤で、消化器重大イベントはメトホルミンとGLP-1受容体作動薬で多く発生した。生殖器真菌感染症はSGLT-2で増加した。
【評価】
対象患者数1.4万人以上の大規模研究で、「基本を守ればよい」ことを示した。同じことを主張したレビューもある(http://dmsjournal.biomedcentral.com/articles/10.1186/1758-5996-5-6)。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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