海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

食欲への遺伝的影響を双子研究で確認
Brain regulation of appetite in twins [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The American Journal of Clinical Nutrition
年月:February 2016
巻:103
開始ページ:314
【背景】
視覚的高カロリー食刺激に対する神経反応に遺伝的形質がどれほど関与するかは不明である。University of WashingtonのSchurらは、一卵双生児試験デザインを用いて21ペアの一卵性双生児への脳fMRI検査を行い、食事前後の脳反応を観察して視覚的食刺激への遺伝的影響を評価した。
【結論】
BMIは双子間で高相関し(クラス内相関係数ICC: 0.96)、食誘発性空腹感変化(ICC:0.41)・満腹感(ICC:0.39)・ハイカロリー食への欲求(ICC:0.57)においても強い双子間類似が認められ、双子はビュッフェでも同等のカロリー摂取を行った(ICC:0.43)。食事前の満腹感プロセスに関与する脳領域活動は他人・双子とも大差はなかったが、食後(ICC:0.39)、また高カロリー視覚的食刺激による食誘発性変化活動(ICC:0.52; P<0.01)では有意のICCが確認された。
【評価】
双子を対象とした食欲実験では、獲得形質の重要性を示しているものもある(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC4151510/)。
関連するメディカルオンライン文献


大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
おすすめ書籍:メディカルブックセンター
イヤーノート 2022 内科・外科編

イヤーノート 2022 内科・外科編
出版社: メディックメディア

26,400 円(税込)

BLSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2020準拠

BLSプロバイダーマニュアル AHAガイドライン2020準拠
出版社:株式会社シナジー

4,840 円(税込)

小児科診療 Vol.84 2021年増刊号 小児科 Decision Making

小児科診療 Vol.84 2021年増刊号 小児科 Decision Making
出版社:診断と治療社

9,900 円(税込)

最新 検査・画像診断事典 2021年4月増補版

最新 検査・画像診断事典 2021年4月増補版
出版社:医学通信社

3,080 円(税込)

高齢者糖尿病治療ガイド 2021

高齢者糖尿病治療ガイド 2021
出版社:文光堂

990 円(税込)

Medical Online English Site