海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

軽度AD患者は適量飲酒で死亡率低下
Alcohol consumption and mortality in patients with mild Alzheimer's disease: a prospective cohort study [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:BMJ Open
年月:December 2015
巻:5
開始ページ:e007851
【背景】
適量の飲酒はアルツハイマー(AD)発症リスクを低減するという報告があるが、死亡率との関連は不明である。デンマークUniversity of CopenhagenのBerntsenらは、Danish Alzheimer's Intervention Study(DAISY)データのpost hoc解析により、軽度(ミニメンタルスケール検査≧20)AD診断を受けた患者の飲酒量と死亡率の関連を検討した(n=321)。
【結論】
患者の飲酒量は少量(1〜<1 unit/日)よりも適量(2-3 units/日)の方が死亡率が有意に低下した(HR:0.23)。しかし少量(1〜<1 unit/日)と禁酒、また3 unit/日以上と比較した場合、有意差はなかった。
【評価】
飲酒は過量でない限り老人の認知機能には有益である、という見方(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/21857787?dopt=Abstract)には一定のエビデンスベースがある。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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