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カテゴリー: | 生活習慣病 |
ジャーナル名: | Atherosclerosis |
年月: | September 2014 |
巻: | 236 |
開始ページ: | 108 |
【背景】
Angiotensin II(AII)受容体タイプ1(ATR1)遮断ARBに抗炎症作用のあることが示唆されている。オーストラリアJames Cook UniversityのClancyらは、培養患者頚動脈細胞を使用した実験により、この仮説を検証した
【結論】
ATR1遮断がアテローム組織細胞でextracellular signal regulated kinase(ERK)1 / 2発現をダウンレギュレートし、炎症関連サイトカインの発現低減をもたらすことが示された。
【評価】
同薬の多面効果が注目されており、抗炎症効果は機構レベルで確定的となってきた。