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カテゴリー: | 生活習慣病 |
ジャーナル名: | Atherosclerosis |
年月: | August 2014 |
巻: | 235 |
開始ページ: | 351 |
【背景】
全身性炎症反応を介した歯周炎とアテローム性動脈硬化症・心血管疾患の関連が注目されている。ドイツErnst Moritz Arndt University of GreifswaldのKocherらは、2622主体の5〜11年追跡データに基づき、歯周炎と全身性炎症(フィブリノゲンおよび白血球)指標の関連を評価した。
【結論】
歯周炎は用量依存的に全身性炎症を有意に増幅するが、この関係は腹部肥満の存在によって減弱する。
【評価】
多数の詳細研究が出てきている分野であり、肥満の存在が歯周炎の悪性効果をマスクする、という結果が新しい。