海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

CABGとPCIに認知機能アウトカム差はあるか:初めての大規模検証
Association of Coronary Artery Bypass Grafting vs Percutaneous Coronary Intervention With Memory Decline in Older Adults Undergoing Coronary Revascularization [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:The Journal of the American Medical Association
年月:May 2021
巻:325
開始ページ:1955
【背景】
CABGとPCIとの間に高齢患者の認知機能アウトカム差はあるか。University of CaliforniaのWhitlockらは、Health and Retirement Study参加者1,680名を対象とする後向コホート研究を行った。一次アウトカムは、同研究で2年ごとに実施された認知機能テストスコアである。
【結論】
CABGとPCIの間に一次アウトカム差はなかった。但し、オフポンプCABG後は、PCI後と比較して記憶力低下率が有意に大きかった。
【評価】
「CABGはPCIより認知アウトカムが悪いのではないか」という印象による仮説を初めて大規模検証した観察研究である。一般的差はないが、オフポンプで認知アウトカムが不良というのは重要な結果で、オフポンプCABG忌避の大きな根拠になる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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