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カテゴリー: | 循環器 |
ジャーナル名: | The Journal of the American Medical Association |
年月: | October 2020 |
巻: | 324 |
開始ページ: | 1512 |
【背景】
新規可溶性グアニル酸サイクラーゼ刺激薬vericiguatは、HFrEFへのVICTORIA試験が成功している。カナダUniversity f AlbertaのArmstrongら(VITALITY-HFpEF)は、HFpEF患者に対するその効果を検証する第2相試験を行った(対照:プラセボ、n=789)。患者はNYHA II〜IIIでLVEF>45%以上、6ヶ月以内に代償不全を起こしNP上昇を認めた。一次アウトカムは、24週後のKCCQ PLS変化である。
【結論】
Vericiguat 2用量の一次アウトカム効果を認めなかった。
【評価】
同薬はHFrEFでの効果も小幅で(https://www.nejm.org/doi/10.1056/NEJMoa1915928)、広汎な使用は望みがたい。