海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

ICDの心不全死亡一次予防効果:SCD-HeFT11年の結論は
Long-Term Outcomes of Implantable Cardioverter-Defibrillator Therapy in the SCD-HeFT [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:Journal of the American College of Cardiology
年月:July 2020
巻:76
開始ページ:405
【背景】
SCD-HeFTは、心不全患者へのICD使用が全原因死亡率を23%低減することを示した。同試験のPooleら(University of Washington)は、中央値11.0年の長期追跡結果を発表している。
【結論】
最終生存者は1,855名、死亡者は666名だった。ITT分析でICDに全生存期間延長を認めた(HR:0.87)。しかし、効果は6年以後は減衰していた(相互作用のp値0.0015)。サブグループ分析では、虚血性HF・NYHA低度(II)でより効果が大きかった(HR: 対非虚血性 0.85 vs. 0.97、対NYHA III 0.76 vs. 1.06)。
【評価】
MADIとともにこの問題に関する古典的RCTだが、「長期的には効果は落ちる、特に非虚血性HFの重症患者では」という結果を出した。患者選択・情報提供に重要である。クロスオーバーが多く、解釈が困難であった、という。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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