海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

末期腎不全患者のAFは難題
Oral Anticoagulation and Cardiovascular Outcomes in Patients With Atrial Fibrillation and End-Stage Renal Disease [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:Journal of the American College of Cardiology
年月:March 2020
巻:75
開始ページ:1299
【背景】
心房細動(AF)を合併した末期腎不全(ESRD)患者への経口抗凝固薬(OAC)使用は、重要な問題である。Duke UniversityのPicciniらは、Medicare受給患者中1,519名のOAC治療を行ったAF合併ESDRD患者と3,018名の同薬非治療ESRD患者をマッチさせる後向研究を行った。
【結論】
コホート中ESRD患者のOAC使用率は36.2%であった。OAC使用は脳卒中・死亡リスク増と関連しなったが、出血入院(HR:1.26)・脳出血(HR:1.30)リスク増と関連した。
【評価】
2019年のJACCメタアナリシス(Mount Sinai)は、ワルファリンもNOACも血栓塞栓症リスクを下げず出血リスクを上げると、このDuke研究とほぼ軌一しており、RCTを呼び掛けている(http://www.onlinejacc.org/content/75/3/273)。
関連するメディカルオンライン文献


大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
おすすめ書籍:メディカルブックセンター
今日の治療薬 2020

今日の治療薬 2020
出版社:南江堂

5,060 円(税込)

レジデントのための感染症診療マニュアル 第4版

レジデントのための感染症診療マニュアル 第4版
出版社:医学書院

13,200 円(税込)

医科点数表の解釈 令和2年4月版

医科点数表の解釈 令和2年4月版
出版社:社会保険研究所

6,490 円(税込)

治療薬ハンドブック 2021

治療薬ハンドブック 2021
出版社:じほう

4,840 円(税込)

Medical Online English Site