海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

血糖降下薬の心血管疾患アウトカム:最大のアンブレラレビュー
Association of glucose-lowering medications with cardiovascular outcomes: an umbrella review and evidence map [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:The Lancet Diabetes & Endocrinology
年月:January 2020
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
血糖降下薬の心血管疾患アウトカム研究の集積は、アンブレラレビューを可能にしている。中国Sun Yat-sen UniversityのZhuらは、10種の糖尿病薬に関する232のメタ解析を統合解析した。心血管疾患アウトカムは、MACE・心血管疾患因死亡・心筋梗塞・脳卒中・心不全・不安定狭心症・心房細動である。
【結論】
心血管疾患とのリスク増関連を6、リスク減関連を38特定した。リスク増は、グリメピリド(脳卒中)・ロシグリタゾン(心筋梗塞・心不全)・ピオグリタゾン(心不全)であった。リスク減は、GLP-1作動薬(MACE・心血管疾患因死亡・心筋梗塞・脳卒中・心不全)・アルビグルチド(MACE・心筋梗塞・心不全)・デュラグルチド(脳卒中)・エキセナチド(MACE)・リラグルチド(MACE)・セマグルチド(MACE・脳卒中)・SGLT-2阻害薬(MACE・心血管疾患因死亡・心筋梗塞・心不全)・カナグリフロジン(MACE・心血管疾患因死亡・心不全)・ダパグリフロジン(心不全)・エンパグリフロジン(MACE・心血管疾患因死亡・心不全)・ピオグリタゾン(MACE・心筋梗塞・脳卒中)であった。
【評価】
これまで最大のアンブレラレビューであり、ガイドライン形成の有用な基礎となった。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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