海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

妊娠・産後脳卒中女性の院内死亡率は385倍
Acute Stroke During Pregnancy and Puerperium [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:Journal of the American College of Cardiology
年月:January 2020
巻:75
開始ページ:180
【背景】
妊娠/出産後女性の急性脳卒中は母子にとって致命的危機だが、その詳細は知られていない。Massachusetts General HospitalのElgendyらは、全米37,360,772例の妊娠関連入院データ(2007〜2015年)を分析した。
【結論】
急性脳卒中の発症率は妊娠関連入院の0.045%で虚血性が出血性の約1.5倍であり、調査期間中にトレンドは変わらなかった。リスク因子は、肥満・喫煙・高脂血症・偏頭痛・妊娠時高血圧症であった。妊娠関連脳卒中女性の院内死亡率は、一般の妊娠関連入院女性の385倍であった。ただし、調査期間中に院内死亡率は5.5%から2.7%に低下した。
【評価】
2011年に「データ不足」とされていた問題で(https://www.medscape.com/viewarticle/743571_8)、ようやくデータベースが構築された。妊娠時における薬物・介入療法の適応・禁忌等のガイドラインは定まっていない。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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