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カテゴリー: | 循環器 |
ジャーナル名: | Journal of the American College of Cardiology |
年月: | December 2019 |
巻: | 74 |
開始ページ: | 3071 |
【背景】
CREST-2は、非症候性内頚動脈狭窄に対するCAS・強化薬物療法・CEAの効果を比較する大規模RCTで、未終了である。同試験のLalら(University of Maryland)は、そのレジストリであるC2R登録患者のデータに基づき、CASの安全性を検討した(n=2,141)。一次エンドポイントは治療後30日間の脳卒中か死亡の発生である。
【結論】
一次エンドポイントは全体で2%と極めて低かった。
【評価】
ベンチマークとなった2010ICSS研究では7.4%であり、術者の急速な習熟が確認された。十分な経験を有する術者が患者を適切に選択して行えなえば、CASは非常に安全である。