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カテゴリー: | 循環器 |
ジャーナル名: | JACC Cardiovascular Interventions |
年月: | May 2017 |
巻: | Online first |
開始ページ: | Online first |
【背景】
新開発2.0mmのZotarolimus DES(RESOLUTE ONYX 2.0 mm ZES)の最初の臨床試験結果が公表された。Scripps ClinicのPriceらによる、101名の患者を対象とし、12ヶ月以内TLFを一次エンドポイントとした検証である。
【結論】
平均病変長は12.6mm、平均RVDは1.91mmであった。12ヶ月で、TLF 5%・TVR 2.0%・TVMI 3.0%であった。ステント血栓症の報告はなかった。ステント内晩期内腔損失径(LLL)は0.26mm、バイナリ再狭窄率は12.0%であった。
【評価】
有望な新開発である。細い所に細いステントを入れるというだけではあまり意味がなく、心筋灌流の改善データが要望されるが、部分解析中である、という。