海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

肥満‐心筋障害‐心不全のリンクを運動で弱める
Physical Activity, Obesity, and Subclinical Myocardial Damage [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:JACC Heart Failure
年月:May 2017
巻:5
開始ページ:377
【背景】
運動は肥満者の心不全リスクを軽減するが、それは心筋障害も軽減するか。Johns Hopkins UniversityのFloridoらは、心血管疾患がなく、BMI>18.5 kg/m^2の粥状動脈硬化症高リスク者を対象として、hs-cTnTレベルを実測する断面研究を行った(n=9,427)。
【結論】
推奨レベル以下の運動はhs-cTnT高値と関連し(OR:1.39)、肥満・低運動量群のhs-cTnTレベルが最も高かった(OR:2.46)。多因子調整後には、肥満・高運動群では高hs-cTnTとの関連は有意でなかった。
【評価】
既に知られている「肥満‐心筋障害‐心不全」というリンクが運動によって弱められることを示した。ここでの推奨レベルは、高強度運動週75分または中・高強度混合運動週150分である。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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