海外ジャーナルレビュー : 「循環器」

東日本大震災後のAMI
Relationship between the seismic scale of the 2011 northeast Japan earthquake and the incidence of acute myocardial infarction: A population-based study [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:循環器
ジャーナル名:American Heart Journal
年月:June 2015
巻:169
開始ページ:861
【背景】
東日本大震災の医学的影響を報告する日本からの論文が増えてきている。Iwate Medical UniversityのTanakaらは、岩手県東北部在住民データを基にして、被災者の急性心筋梗塞(AMI)罹患・急性心臓死リスクを解析した。
【結論】
震災後4週間のAMI相対リスクは2.03、イベント数は地震沈静後最初の1週間がピークであり、その後は大きな余震発生後に増加した。また、AMI発生率は震度スケールと正相関した。
【評価】
同じ著者らは心突然死に関する同様な報告をすでに発表しており(http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/24811614)、そのリスクも倍近かった。岩手医大は脳卒中の倍増も報告している(http://stroke.ahajournals.org/content/early/2013/05/02/STROKEAHA.111.000442)。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(循環器)
Journal of the American College of Cardiology(JACC)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、American Heart Journal (AHJ)、Circulation、The Journal of the American Medical Association(JAMA)
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