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カテゴリー: | 循環器 |
ジャーナル名: | American Heart Journal |
年月: | April 2010 |
巻: | 159 |
開始ページ: | 577 |
【背景】
院外心停止患者の院内生存率はなお低い。カナダUniversity of Ottawa の Birnieらは、10年間約1300名の院外心停止患者を追跡調査した。
【結論】
1993〜2004年で心停止後患者の搬入は有意に減少していたが、院内生存率には変化がなかった。 しかし、侵襲的治療例では、生存率が顕著に上がっていた(オッズ比:21.98)。
【評価】
著者らは地域差の重要性も指摘しており、侵襲治療可能なセンターにいかに早く搬送されるかが重要であることが示唆される。