慢性期の虚血性脳卒中による上肢運動障害を治療するためのMicroTransponder Vivistim Paired VNS System(Vivistim System)を承認
FDA Approves First-of-Its-Kind Stroke Rehabilitation System
要約
FDAは、慢性期の虚血性脳卒中による上肢運動障害を治療するための迷走神経刺激リハビリテーションシステムMicroTransponder Vivistim Paired VNS System(Vivistim System)を承認した。
詳細
FDAは、慢性期虚血性脳卒中による中等〜重度の上肢運動障害を治療するための、迷走神経刺激リハビリテーションシステムMicroTransponder Vivistim Paired VNS System(Vivistim System)を承認した。胸部皮下に埋め込んだジェネレーターが発生させた電気パルスが、リードを介し頸部左側電極で迷走神経を刺激するデバイスである。本承認は、108名の患者が参加した米国・英国の多施設臨床試験の結果に基づく。有害事象としては、発声障害・あざ・転倒・嗄声・痛み・気分の落ち込み・筋肉痛・骨折・頭痛・発疹・眩暈・喉の炎症・尿路感染症・疲労などがあった 。