海外ジャーナルレビュー : 「その他」

重度過多月経には腹腔鏡下子宮頸上部切除?:HEALTH
Laparoscopic supracervical hysterectomy versus endometrial ablation for women with heavy menstrual bleeding (HEALTH): a parallel-group, open-label, randomised controlled trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:その他
ジャーナル名:The Lancet
年月:October 2019
巻:394
開始ページ:1425
【背景】
重度過多月経に対し、腹腔鏡下子宮頸上部切除(LSH)と子宮内膜アブレーションはどちらが有効か。イギリスAberdeen Royal InfirmaryのCooperら(HEALTH)は、同女性患者660名を対象に両処置を比較するRCTを行った。一次アウトカムは、ランダム化15週後における患者満足度・QOL(MMAS評価)である。
【結論】
LSHのアブレーションに対する一次アウトカム優位を認めた。患者満足度は97% vs. 87%(OR:2.53)、MMASは69% vs. 54%(OR:1.87)であった。重大有害事象に群間差はなかった。
【評価】
過多月経に対するLSHの選好を示唆したエビデンスだが、FDAが子宮頸部断端の悪性疾患リスク等の安全性勧告を行ったように、LSHの有効性・安全性に対する議論は未だ多い。他方、最新のCochraneレビューは、「子宮内膜切除術もアブレーションも有効で満足度が高い」としている(https://www.cochrane.org/CD000329/MENSTR_comparison-effectiveness-and-safety-two-different-surgical-treatments-heavy-menstrual-bleeding)。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(その他)
The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Journal of the American Medical Association (JAMA)、British Medical Journal (BMJ)、Annals of Internal Medicine (Ann Intern Med)
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